カルマ

アメリア

窓から差し込む陽の光で目が覚めた。顔を包み込むその温もりが、天国のように心地よい。けれど、骨の髄まで冷え切っている気がする。夢も見ずにぐっすり眠れたと言いたいところだが、薬のせいで見る霞がかった夢はかなり恐ろしいものだった。

私は呻きながらベッドに半身を起こし、素早く目をこすった。そしてリンダ医師を睨みつけようと左を向くと、彼女は椅子に背筋を伸ばして座っていた。その目は半開きで、生気が感じられない。口も半ば開いたままだ。

リンダ医師は死んでいる。

椅子に座ったまま、死んでいるのだ。

眠っている私を見つめながら。

いや、見つめていたと言うべきか。

そう考えると、ぞっとする...

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