第37話

芽に長時間振り回された後、さらに二時刻近くも薬を塗り続けたことで、蘇若蘭はすでに両手が酸痛で疲労困憊していた。何とか両手を洗い清めると、彼女は急いで衣服を身につけ、そのまますぐにベッドで休むことにした。

奴隷の刻印を受けて以来、ベッドに横たわる時はほとんど裸同然で、衣服を着る機会などほとんどなかった。

憎らしい奴隷が彼女に衣服を着せず、常に裸で自分の前に現れることを要求していたからだ。いつでも好きな時に弄び、好きな時に所有するためだった。

そして眠りにつく前には、奴隷は彼女を腕の中に閉じ込め、自由を奪っていた。

この習慣は数日前まで続いていた。

薬を塗った後、奴隷の体は包帯で覆われ、...