第221章 実力でライバルを圧倒

金城詩織「?」

 彼女には理解ができなかった。

 危険を予期しておきながら、避けるどころか自ら突っ込んでいくとは、どういうことなのだろうか?

 御影星奈が車から降りようとするのを見て、金城詩織は慌てて彼女より先に降りた。

 車のドアが「バン」という音を立てて閉まると、金城詩織は言った。

「おばさん、車から降りないでください。私一人で解決できます!」

 白川結愛は無表情のまま、眉間にだけ皺を寄せている。

 隣の御影星奈はドアを開けようとしていた手を引っ込め、相手と張り合うつもりはないようだ。

 金城詩織が見せ場を作りたいというのなら、自分が悪者になるわけにはいかない。

 なに...

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