第242章 謝部綾人は八百の心眼を持っている

「綺麗な子がいる場になると、必ず彼の別人格が出てくるの。私はいつも、彼が他の子と親密になるのをただ見ているしかなくて……」

江ノ島美波は話すほどに胸が締め付けられるようだった。

涙が糸の切れた凧のようにぽろぽろと零れ落ちる。

ネットユーザーたち:……

自分が何を言っているのか、分かってる?

別人格?

それ、騙されてるんじゃないの!

【女の第六感だけど、お姉さん、騙されてると思う。綺麗な女の子が好きだなんて別人格、あるわけないじゃん?】

【それで別れないの???】

【理解不能だけど、めちゃくちゃ衝撃】

【尊重するから祝福しとく。でも、そういう男は他の人に迷惑かけないでほしい...

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