第245章

村上美晴は罵倒されて一瞬呆気にとられたが、次の瞬間、さらに激しく泣き喚いた。

「何かあればすぐに私のせいにして……天宮東輔、あなたには良心というものがないの!?」

「この間、大旦那様の威圧を一身に背負っていたのは誰だと思っているの? あなたの両親の世話をして、機嫌を取って立ち回ったのは誰? 資金繰りがうまくいかない時、車や家を売り払い、親兄弟に頭を下げて資金をかき集めてきたのは、一体誰よ!」

村上美晴は涙を浮かべながら、一言一句、鬼のような形相で言い募る。

「あなたがプロジェクトのために奔走している間、私が何もしなかったとでも言うの? あなたが全身全霊で打ち込めたのは、背後に私がいた...

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