第163章 一緒に招待状を受け取る

天樹夢子はこの頃、煙草と酒の匂いを特に嫌うようになっていたため、陸川北斗も格別に気を配っていた。

普段ならたまに一本吸うこともあったが、今では完全にやめている。

天樹夢子は彼を見上げ言った。「わかってる。早くシャワー浴びてきて。浴び終わったらあなたも早く休んでね」

陸川北斗は彼女の唇にキスをした。「待ちきれない?」

「当たり前でしょ。もう夜中ずっと待ってたんだから」

そう言うと、天樹夢子はいたずらっぽく陸川北斗のお尻をきゅっとつねった。

陸川北斗はなんとも言えない顔をしながらも、彼女に激しいキスを一つ落とし、それから服を持ってバスルームへと向かった。

しばらくして、シャワーを終...

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