第131章:狂った夜

レイ王視点

控えの間で皆と話した後、俺は寝室へと戻った。サラは浴室でシャワーを浴びる準備をしていた。俺は浴室に入り、彼女のもとへ歩み寄った。サラは一糸まとわぬ姿で、俺はその姿を見るのがたまらなく好きだった。彼女の香りは、他の何よりも俺を興奮させた。彼女が昂っているのが、匂いで分かった。何も言わなかった。その必要はなかったからだ。俺は彼女を腕に抱き、情熱的にキスをした。

彼女は俺に腰を押し付けて応えた。俺と同じくらい興奮していると知らせるのに、彼女が何かをする必要はなかった。だが俺は、喉の奥で低く唸ってそれに答えた。それから彼女は、俺が服を脱ぐのを手伝ってくれた。シャワー室にはシャワーチェアが...

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