第144章:カリーナとナッシュには時間がある

サラ視点

レイにさんざんからかわれた後、私は椅子に座っていた。体はまだ火照ってむずむずしており、彼を地面に押し倒して上に乗りかかってしまいたい衝動に駆られていた。私の内なるカリーナも解放を乞い願っていた。もうずいぶん長い間、外に出してもらっていないのだ。外の気温は暖かく、心地よかった。肌に当たる太陽の光を楽しみながら、彼にされたことの後で感覚を取り戻そうと努めていた。とても快感で、もっと欲しかった。彼の肌を隣に感じ、肌にかかる彼の息を感じたかったのだ。

彼の手に体を触れられたかった。今夜遅くが楽しみだった。でも今は、カリーナを外に出してあげる必要がある。ついに十分に落ち着きを取り戻した私...

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