第148話最悪の悪夢

サラ視点

やがて彼が寝室に戻ってくると、裸のままだった。お風呂のお湯はまだ流れ続けている。私は最初、彼から身をすくめてしまったけれど、すぐに彼がそういうつもりではないことを思い出した。彼は私が服を脱ぐのを手伝い、バスルームまで抱きかかえてくれた。彼に抱かれたままその胸に頭を預けると、とても安心した。彼の裸の体が私の体に触れる感覚は、どこか心地よかった。彼が何かをしようとしているわけではないとわかっていた。

彼は滑らかな一連の動きで、湯船に入るとお湯を止め、腰を下ろして私を膝の上に乗せた。お尻に熱いお湯が触れ、私は思わず湯船から飛び出しそうになった。でも、彼は私をしっかりと抱きしめ、ゆっくりと...

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