第384話

はあ、と肩を落としてため息をついた。「もういいわ。どうしてあなたなんかに聞いたのかしら。でも、今はいい母親じゃなくても、これから努力するから」

ミッキーは相変わらず静かなまま、穏やかに私を見つめているだけだった。

私は微笑んで彼を抱き上げ、優しく抱きしめた。

しばらくして、寝室のドアが開き、アシュトンが着替えさせたばかりのミニーを腕に抱いて入ってきた。

私はミッキーをそっと下ろし、彼の方を向いた。「あの子、私も抱っこさせて」

アシュトンは一瞬ためらい、私をじっと見つめたが、何も言わなかった。彼は一歩前に出て、赤ん坊をこちらに手渡した。

「ミニー、ママよ」腕に抱きながら、私は優しく声をかけた。

...

ログインして続きを読む