発見

アダム視点

……もういい。後だ。そんなことは後で考えよう。

今はただ、エマーソンが俺を吸い込んでいく感覚に集中したい。まるで一つに溶け合おうとしているみたいに。彼は温かくて、よく反応してくれる。ただもう、クソほど気持ちよくて、一日中でもこうしていられそうだ。

「クソッ!」

その言葉は、ほとんど畏敬の念に近い響きで俺の口から滑り出た。エマーソンは喘ぎ声で応える。

俺は近い。すごく近い。彼にもイってほしい。彼のアソコに手を巻きつけると、エマーソンはか細い声を漏らした。声が裏返っている。

「イけ、ベイビー。もう一回、俺のためにイってくれ」

彼はゆっくりと首を横に振り、意味不明な言葉を呟...

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