第32話

ダラス視点

ダクストンが頭を下げて私の唇を塞ぎ、ダリウスは私の背後でその手を腕に這わせる。シーツの下に滑り込んだ彼の手は、そのまま私の体を下っていき、ダクストンのキスはさらに深くなる。キスと、体に触れるダリウスの手のせいで、私の呼吸は苦しくなった。

ダクストンの手がシーツ越しに私の胸を包み込んだ瞬間、私は喘いだ。もう片方の手が腕から腰へと滑り落ちるのを感じる。その手が私の腰を掴んで彼の体へと引き寄せると、燃え立つように固くなったものがお腹に押し当てられ、それが私の体に擦れた瞬間、彼も呻き声を上げた。

肌を撫でる彼らの手に狂わされそうで、ダクストンが私の乳首をつまんだとき、私は彼の口の中に喘ぎ...

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