第41章

彼女はそう言うと、大きな瞳を月見華に向けた。

「ママ、もしそのおじさんが、心ちゃんの新しいパパにぴったりだったらどうする?」

娘のあまりに無邪気な提案に、月見華は苦笑するしかなかった。

彼女は心ちゃんの小さな頭を軽く小突いた。

「こら、変なことを言わないの」

「お願い華ちゃん!」

天ノ川夢乃が必死に食い下がる。

月見華はため息をつき、呆れたように首を振った。

「はあ……分かった、分かったわよ。二人には敵わないわね」

その言葉を聞くや否や、天ノ川夢乃は破顔一笑し、月見華に抱きついた。

「華ちゃん、大好き! やっぱり最高!」

***

深夜、心ちゃんはす...

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