第47章

月曜の朝。

月見華と天ノ川夢乃は、心ちゃんを連れてそのインターナショナルスクールへと向かった。

園長自らが出迎え、心ちゃんの事情を聞き取ると、入園手続きは滞りなく完了した。

幼稚園のプレイスペースにて、天ノ川夢乃は笑顔で一人の男の子を手招きした。

「研一、おいで」

男の子が駆け寄ってきて、珍しそうに心ちゃんを見つめる。

「研一、こちらは朝霧心ちゃん。今日からあなたの妹分よ。幼稚園ではしっかり面倒を見て、守ってあげるのよ。わかった?」

天ノ川夢乃は腰をかがめ、甥っ子である天ノ川研一の鼻を軽くつまんで言い聞かせた。

「心ちゃん、可愛いね」

天ノ川研一はへへと笑い、天ノ川夢乃の手...

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