第47章

「伊藤朔也が上手いか下手いかは、もう一生知ることはないだろうな」彼は手を伸ばし、彼女の腰を後ろから抱き寄せた「だが、俺が上手いかどうかは...そのうち分かることになる」

「生理なのに...まだするつもり?」佐藤絵里はショックを受けて枕から顔を半分だけ出した「そういう趣味があるの?」

坂田和也は彼女の尻を軽く叩いた「今じゃない。さあ、坂田奥様、これからの日は長いからな」

佐藤絵里は黙り込んだ。

今日さえしのげれば...それでいい。

まさか生理が彼女を危機から救うことになるとは思いもしなかった。

ただ、一日延ばせるのは一日だけ。その後は?次は?坂田和也がこれほど彼女に子供を産ませたい...

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