第19章 彼女は林田祐一と寝た

水原寧々の舌先が、林田祐一の胸の突起を優しく舐めていた。

突然の熱く湿った感触が電流のように全身を貫き、林田祐一の体を震わせた。

もう我慢できそうにない。

彼は瞳を暗くし、嗄れた声で「水原寧々!」と低く吼えた。

胸元の女性が、うっとりとした目で彼を見上げた。

「林田祐一、苦しいの。助けて...」

林田祐一は感情を抑え込んで「病院に連れて行く」

水原寧々は必死に林田祐一のベルトに手を伸ばした。

彼女は耐え切れない様子で呻き、制御できない喘ぎ声が漏れ続けた。

荒い息遣い。

「病院なんて行かない!林田祐一、お願い...助けて...」

林田祐一は彼女の手を掴む動きを止め、冷たい...

ログインして続きを読む