第22章

私たち男は、この未知の場所にとても興味を持ち、石壁の前で数分間相談した結果、二人の男が外で女たちと一緒に肉を焼くことにして、残りは中に入って探索することにした。

川村東には前科がある。絶対に彼一人を外に残すわけにはいかない。もし外に残った組が危険に遭遇した場合、彼では足手まといになるだけだ。

自分も一緒に入らなければならないと聞いた川村東は顔色を変えた「鈴木久志、俺たちは命懸けの経験を共にしたんだから、少しは俺を信用してくれよ。どうせ俺が臆病なのは知ってるだろ?お前らについて行って足手まといになるより、外に残った方がいいんじゃないか。彼女たちをちゃんと守るから、マジで、信じてくれよ」

...

ログインして続きを読む