檻の中からこんにちは、私の人生を盗んだ君たちへ

檻の中からこんにちは、私の人生を盗んだ君たちへ

猫又まる · 完結 · 29.2k 文字

466
トレンド
466
閲覧数
139
追加済み
本棚に追加
読み始める
共有:facebooktwitterpinterestwhatsappreddit

紹介

あの地下室で過ごした、八年間。
今でも鼻の奥にこびりつくカビの臭い。冷たい鎖。暴力。私を“動物”として扱った看守たち。

地獄のような日々で、唯一の光は黒木直樹だった。
彼は看守の一人でありながら、こっそりとパンを差し入れ、囁いてくれたのだ。
「頑張れ、コリン。僕がついている」と。

――だから、脱出の夜。私は彼を撃った。
床に血を流す彼を、振り返らずに置き去りにした。
そうしなければ、私は“西園寺古里”に戻れなかったから。

安川大学への合格通知。輝かしい未来。
八年ぶりに取り戻すはずだった、私の人生。

しかし、そこに“私”の居場所はなかった。

私の名前、私の成績、私の未来。
そのすべてを、義理の妹が手に入れていたのだ。
両親は偽物の私(妹)に誇らしげに微笑みかける。
「お前を誇りに思うよ、愛しい娘よ」と。

絶望に凍り付く私の目に、信じられない光景が映る。
偽物の妹の隣で、完璧なエリートとして微笑む男。

――黒木直樹。

デザイナーズスーツに身を包む彼は、もうあの地下室にいた少年ではない。
だが、あの瞳は忘れない。
かつての鈍い灰色ではなく、今は鋭く、すべてを計算し尽くした冷たい光を宿して、私だけをじっと見つめている。

見つかった。
あの地獄から逃げるために、唯一の優しさだった彼を裏切ってまで手に入れた自由だったのに。

ねえ、直樹。
あなたは復讐しに来たの?
それとも――私をもう一度、あなただけが鍵を持つ“檻”に引き戻しに来たの?

チャプター 1

 西園寺古里視点

 ソファに座り、分厚い封筒を手に取る。太陽の光を浴びて、安川大学の校章がきらりと光っていた。

 手が震えていた。

 緊張からじゃない。純粋な興奮からだ。SATで満点の1600点。やった。本当に、やったんだ。

 封筒を破り開けた瞬間、「合格おめでとうございます……」という一文が目に飛び込んできて、思わず叫びそうになった。二階にいる誰かに聞こえないように、慌てて口を手で覆う。ほんの数秒でも、これは私の、私だけの瞬間だった。

 この家では、あまりにも長い間、自分だけの時間なんて持てなかった。

「古里?何してるの?」

 義理の姉である早川真井の声が、いつもの焦れたような響きを帯びて階段から降ってきた。私は急いで合格通知をシャツの中に押し込んだけど、間に合わなかった。彼女はもう私の目の前に立って、私を見下ろしていた。

「またくだらない郵便物?」

 彼女は呆れたように目を回す。

「それとも、どっかの三流大学があなたから金をだまし取ろうとしてるわけ?」

 私は深呼吸して、声を震わせないように努めた。

「安川大学に、合格したの」

 その言葉が口から出た途端、リビングは恐ろしいほど静まり返った。早川真井は一瞬固まったかと思うと、甲高い笑い声を上げた。

「夢でも見てるんじゃないの、古里。あんたなんて三流大学にすら入れないのに、安川大学ですって?」

 彼女は体を二つに折るほど笑い転げた。

「まったく、いつからそんなに妄想がひどくなったわけ?」

 説明したかった。証拠として合格通知を突きつけたかった。でも、早川真井はもう背を向けて階段を上り始めていた。去り際に、彼女はこう言った。

「ねえ、現実を見なさいよ。誰もが私みたいに優秀なわけじゃないんだから」

 私はその場に座ったまま、彼女のシルエットが階段の角に消えていくのを見ていた。手の中の合格通知が、急にずしりと重くなった。まるで私の甘さを嘲笑っているかのように。この家では、私が何を言っても信じてもらえない。

 たとえ、それが真実だったとしても。

 六時ちょうど、お父さんとお母さんが定刻通りに帰宅した。夕食の時に安川大学の話を切り出そうと計画していたのに、私が口を開くより先に、早川真井の興奮した叫び声がリビングに響き渡った。

「お母さん!お父さん!これ見て!」

 私が二人の後を追ってリビングに入ると、早川真井がスマートフォンを掲げていた。画面にはティックトックの動画が表示されている。彼女の声は興奮に震えていた。

「私の動画、再生回数が二百万回を突破したの!」

 お母さんがそのスマホを受け取ると、途端に目を見開いた。

「あら、真井!これは何?」

 私も覗き込むようにして画面を見て、心臓が止まりそうになった。

 画面に映っていたのは、私のSATの成績証明書。満点の1600点という数字がはっきりと見える。しかし、キャプションにはこう書かれていた。

「ついに満点取っちゃった!安川大学、待っててね! #成績優秀 #満点女子」

「それ、私の成績証明書よ!」

 私はほとんど叫ぶように言った。

 でも、誰も聞いていなかった。お母さんはすでに喜びの涙を流し、早川真井をきつく抱きしめていた。

「私の可愛い娘、安川大学ですって!本当に私たちの誇りよ!」

 お父さんはシャンパンを探しに酒棚をごそごそと漁り始めた。

「お祝いをしなくちゃ!うちの娘は天才だ!」

「お父さん、それは私の――」

「古里」

 お父さんは私の言葉を遮った。

「真井は昔からずっと優等生だった。お前も姉さんを見習うんだな。あの子は小さい頃から特別だったが、お前は……」

 父は最後まで言わなかったけれど、その意味は明らかだった。お前は何の価値もない、と。

 私はその場に立ち尽くし、彼らが私の功績を祝ってシャンパンの栓を抜き、早川真井を誇らしげに見つめるのをただ見ていた。駆け寄ってそのスマホを奪い取り、真実を大声で叫んでやりたかった。でも、何かが喉に詰まって、一言も発することができなかった。

「それは、私の成績証明書……」

 私の声は、かろうじて聞き取れるほど小さかった。

 早川真井は私を一瞥し、その目に勝利の色を浮かべた。

「妹がまた意味不明なこと言ってるわ。私が羨ましいのね、いつものことよ」

 それから彼女は言葉を切り、急に声が鋭くなった。

「あそこから逃げ出してきてから、あの子はずっとおかしいのよ」

 リビングは再び静まり返った。すべての視線が私に向けられる。心配ではなく、苛立ちと嫌悪に満ちた視線だ。まるで十年前の、あの見捨てられた幼い少女に逆戻りしたような気分だった。

 私は踵を返し、自室へと逃げ込んだ。

 真夜中、ベッドに横たわると、部屋の中にはスマートフォンの微かな光だけが灯っていた。もう一度あの動画を見たいとは思わなかったのに、まるで呪文にかけられたかのように、気づけば早川真井のティックトックのプロフィールを開いていた。

 再生回数二百万回、いいね五十万件、コメント十万件。

 私の功績が、彼女の栄光に変わっていた。

 コメントをスクロールし始めると、そのほとんどが賞賛と羨望の声だった。

「すごい!」

「まさに天才!」

「私も満点取れたらなあ!」

 一つ一つのコメントが、ナイフのように私を切り刻んだ。

 そして、それを見つけた――血の気が引くようなコメントを。

「また会えて嬉しいよ、コリン」

 スマートフォンが手から滑り落ちそうになった。私はその言葉を凝視した。心臓が胸から飛び出しそうなくらい激しく鼓動していた。

 コリン。

 この二年間、彼以外にそのニックネームで私を呼ぶ者はいなかった。

 記憶が津波のように押し寄せてきた。暗い地下室、鎖の音、そして私の耳元で「コリン」と囁く、あの優しい声。

 黒木直樹。

 ヤクザのボスの、目の見えない息子。あの地獄のような場所で、私に唯一優しさを示してくれた人。他の誰もが私を所有物のように、道具のように扱う中で、彼だけが真夜中に話しかけてくれ、外の世界がどんなものかを教えてくれた。

 彼の目は見えなかったけれど、私の声に含まれる恐怖と絶望を聞き取ることができた。彼は優しく私の髪を撫でながら言った。

「大丈夫だよ、コリン。いつかここから出られる」

 でも、私は彼を裏切った。

 逃げ出したあの夜、私は彼の安全よりも自分の自由を選んだ。あの大きな銃声と、彼が倒れる時の苦しげなうめき声を覚えている。私は振り返らなかった。ただ走った。命がけで。

 彼は死んだと思っていた。

 あの秘密は、土の中に永遠に埋もれたのだと。

 しかし今、このコメントは彼が生きていることを告げていた。そして、彼は私を見つけ出した。

 震える手で、私は閲覧履歴を削除し、スマートフォンの電源を切った。だが、暗闇の中でも、あの言葉が目の前で点滅しているのが見えた。

 これは偶然じゃない。ありえない。

 黒木直樹は私がここにいることを、私の今の生活を、そして早川真井が私の功績を盗んだことさえ知っている。彼は私に見えないどこかから、静かにすべてを観察しているのだ。

 彼がかつて言った言葉を思い出した。

「借りたものは、返さないとね、コリン」

 その時は、冗談だと思っていた。

 今、彼が本気だったことを知った。

 夜風の音が窓から聞こえてきたが、私にはそれが地獄からの呼び声のように聞こえた。頭から布団を被り、記憶を遮断しようとしたが、次から次へと思い出が蘇ってくる。

 黒木直樹の声、彼の優しさ、彼の痛み、そして私が逃げ出した時に置き去りにしてきた、途方もない罪悪感。

 忘れたと思っていた。やり直せる、普通の女の子になれると思っていた。

 でも、借りは時と共に消えはしない。

 そして、債権者がついに取り立てに来たのだ。

最新チャプター

おすすめ 😍

令嬢は離婚を機に大富豪への道を歩む

令嬢は離婚を機に大富豪への道を歩む

417.3k 閲覧数 · 連載中 · 蜜柑
天才陰陽師だった御影星奈は、かつて恋愛脳のどん底に落ち、愛する男のために七年もの間、辱めに耐え続けてきた。しかしついに、ある日はっと我に返る。
「瀬央千弥、離婚して」
周りの連中はこぞって彼女を嘲笑った。あの瀬央様がいなくなったら、御影星奈は惨めな人生を送るに決まっていると。
ところが実際は――
財閥の名家がこぞって彼女を賓客として招き入れ、トップ俳優や女優が熱狂的なファンに。さらに四人の、並々ならぬ経歴を持つ兄弟子たちまで現れて……。
実家の御影家は後悔し、養女を追い出してまで彼女を迎え入れようとする。
そして元夫も、悔恨の表情で彼女を見つめ、「許してくれ」と懇願してきた。
御影星奈は少し眉を上げ、冷笑いを浮かべて言った。
「今の私に、あなたたちが手が届くと思う?」
――もう、私とあなたたちは釣り合わないのよ!
妻が去り、妊娠を知った俺は、ただ泣き崩れるしかなかった

妻が去り、妊娠を知った俺は、ただ泣き崩れるしかなかった

219.5k 閲覧数 · 連載中 · 蛙坂下道
鈴木七海は、中村健に好きな人がいることをずっと知っていた。それでも、彼との結婚を選んだ。
しかし、結婚して5年後、彼は離婚を切り出した。その時初めて、彼の想い人が私の父の隠し子(私の異母兄弟)だと知った。
離婚を決意した七海だったが、その時にまさかの妊娠が判明した。
転生して、家族全員に跪いて懺悔させる

転生して、家族全員に跪いて懺悔させる

169.4k 閲覧数 · 連載中 · 青凪
婚約者が浮気していたなんて、しかもその相手が私の実の妹だったなんて!
婚約者にも妹にも裏切られた私。
さらに悲惨なことに、二人は私の手足を切り落とし、舌を抜き、目の前で体を重ね、そして私を残酷に殺したのです!
骨の髄まで憎い...
しかし幸いなことに、運命の糸が絡み合い、私は蘇ったのです!
二度目の人生、今度は自分のために生き、芸能界の女王になってみせる!
復讐を果たす!
かつて私をいじめ、傷つけた者たちには、十倍の報いを受けさせてやる...
溺愛令嬢の正体は、まさかの霊能界トップ!?

溺愛令嬢の正体は、まさかの霊能界トップ!?

117.9k 閲覧数 · 連載中 · 朝霧祈
原口家に取り違えられた本物のお嬢様・原田麻友は、ようやく本家の原田家に戻された。
──が、彼女は社交界に背を向け、「配信者」として自由気ままに活動を始める。
江城市の上流社会はこぞって彼女の失敗を待ち構えていた。
だが、待てど暮らせど笑い話は聞こえてこない。
代わりに、次々と大物たちが彼女の配信に押しかけてくるのだった。
「マスター、俺の命を救ってくれ!」──某財閥の若社長
「マスター、厄介な女運を断ち切って!」──人気俳優
「マスター、研究所の風水を見てほしい!」──天才科学者
そして、ひときわ怪しい声が囁く。
「……まゆ、俺の嫁だろ? ギュってさせろ。」
視聴者たち:「なんであの人だけ扱いが違うの!?」
原田麻友:「……私も知りたいわ。」
離婚後、奥さんのマスクが外れた

離婚後、奥さんのマスクが外れた

215.8k 閲覧数 · 連載中 · 来世こそは猫
結婚して2年後、佐藤悟は突然離婚を申し立てた。
彼は言った。「彼女が戻ってきた。離婚しよう。君が欲しいものは何でもあげる。」
結婚して2年後、彼女はもはや彼が自分を愛していない現実を無視できなくなり、過去の関係が感情的な苦痛を引き起こすと、現在の関係に影響を与えることが明らかになった。

山本希は口論を避け、このカップルを祝福することを選び、自分の条件を提示した。
「あなたの最も高価な限定版スポーツカーが欲しい。」
「いいよ。」
「郊外の別荘も。」
「わかった。」
「結婚してからの2年間に得た数十億ドルを分け合うこと。」
「?」
家族の縁を切った日、兄たちはすべてを失った

家族の縁を切った日、兄たちはすべてを失った

82.6k 閲覧数 · 連載中 · 風見リン
前の人生で両親が交通事故で亡くなった後、長兄は世間体を気にして、事故を起こした運転手の娘を家に引き取った。
公平を期すという名目のもと、兄たちは彼女からリソースを根こそぎ奪い、その尊厳を踏みにじってまで、運転手の娘を支えた。
彼女は兄たちのためにすべてを捧げたというのに、家を追い出され、無残に死んだ。

生まれ変わった今、彼女は人助けの精神などかなぐり捨てた。許さない、和解しない。あなたたちはあなたたちで固まっていればいい。私は一人、輝くだけ。

兄たちは皆、彼女がただ意地を張っているだけだと思っていた。三日もすれば泣きついて戻ってくるだろうと高を括っていたのだ。
だが三日経ち、また三日経っても彼女は戻らない。兄たちは次第に焦り始めた。

長兄:「なぜ最近、こんなに体調が悪いんだ?」――彼女がもう滋養強壮剤を届けてくれないからだ。
次兄:「会社のファイアウォールは、なぜこうも問題ばかり起こす?」――彼女がメンテナンスに来なくなったからだ。
三兄:「新薬の開発が遅々として進まないのはなぜだ?」――彼女が治験をしなくなったからだ。
四兄:「どうしてこんなにつまらない脚本しか上がってこない?」――彼女がもう執筆しないからだ。
五兄:「この義肢は、なぜこんなに出来が悪いんだ?」――彼女が製作をやめたからだ。
六兄:「なぜチームが負けた?」――彼女が脱退したからだ。

兄たちは地に膝をついて許しを請うた。「戻ってきてくれ。俺たちこそが、血を分けた本当の家族じゃないか」

彼女は絶縁状を兄たちの顔に叩きつけ、冷ややかに笑った。
「車が壁にぶつかってから、ようやくハンドルを切ることを覚えたのね。株が上がってから、ようやく買うことを覚え、罪を犯して判決が下ってから、ようやく悔い改めることを覚えた。残念だけど、私は――許さない!」
出所したら、植物状態の大富豪と電撃結婚しました。

出所したら、植物状態の大富豪と電撃結婚しました。

96.6k 閲覧数 · 連載中 · 青凪
5年前、私は誰かの身代わりとなり、無実の罪で投獄された。
出所すると、母親は彼女が獄中で産んだ二人の子供を盾に、植物状態にある億万長者との結婚を強いる。
時を同じくして、その悲劇の大富豪もまた、家族内での権力闘争の渦中にいた。

街では植物状態の男が若い花嫁とどう初夜を過ごすのかと噂される中、この元囚人が並外れた医療技術を秘めていることなど、誰も予想だにしなかった。
夜が更け、無数の銀鍼(ぎんしん)が打たれた男の腕が、静かに震え始める…

こうして、元囚人の彼女と植物状態の夫との、予期せぬ愛の物語が幕を開ける。
さようなら、愛してくれない家族たち。地味な専業主婦は研究界の女王へと覚醒する

さようなら、愛してくれない家族たち。地味な専業主婦は研究界の女王へと覚醒する

74.3k 閲覧数 · 連載中 · 86拓海
「君よりも、彼女のほうが母親にふさわしい」
愛する夫と子供たちにそう言われ、私は家庭内での居場所を失った。
六年間、身を粉にして尽くしてきた日々は、何の意味もなかったのだ。

絶望の中で目にしたのは、かつて母が手にした科学界の最高栄誉であるトロフィー。
その輝きが、私に本来の自分を思い出させた。

私はエプロンを脱ぎ捨て、白衣を纏う。
もう誰かの妻でも、母でもない。一人の科学者として、世界を驚かせるために。

数々の賞を総なめにし、頂点に立った私を見て、元夫は顔面蒼白で崩れ落ちた。
震える声で私の名前を呼び、足元に縋り付く彼。

「行かないでくれ……君がいないと、俺は……」

かつて私を見下していたその瞳が、今は絶望と後悔に染まっていた。
二度目の人生、復讐の私

二度目の人生、復讐の私

66.3k 閲覧数 · 連載中 · 彩月遥
家族は私を虐待し、全く気にかけてくれなかった。その一方で、養女には愛情と世話を惜しみなく注いでいた。家での私の地位は、使用人以下だった!

誘拐されて殺されても、誰一人として私を気にかける者はいなかった……彼らが憎くて憎くてたまらない!

幸い、運命のいたずらで、私は生まれ変わることができた!

二度目の人生を手に入れた今、私は自分のために生きる。そして芸能界の女王になってみせる!

そして復讐を果たす!

かつて私をいじめ、傷つけた者たちには、十倍にして償わせてやる……
離婚後つわり、社長の元夫が大変慌てた

離婚後つわり、社長の元夫が大変慌てた

160.3k 閲覧数 · 連載中 · 来世こそは猫
三年間の隠れ婚。彼が突きつけた離婚届の理由は、初恋の人が戻ってきたから。彼女への けじめ をつけたいと。

彼女は心を殺して、署名した。

彼が初恋の相手と入籍した日、彼女は交通事故に遭い、お腹の双子の心臓は止まってしまった。

それから彼女は全ての連絡先を変え、彼の世界から完全に姿を消した。

後に噂で聞いた。彼は新婚の妻を置き去りにし、たった一人の女性を世界中で探し続けているという。

再会の日、彼は彼女を車に押し込み、跪いてこう言った。
「もう一度だけ、チャンスをください」
離婚当日、元夫の叔父に市役所に連れて行かれた

離婚当日、元夫の叔父に市役所に連れて行かれた

103k 閲覧数 · 連載中 · van08
夫渕上晏仁の浮気を知った柊木玲文は、酔った勢いで晏仁の叔父渕上迅と一夜を共にしそうになった。彼女は離婚を決意するが、晏仁は深く後悔し、必死に関係を修復しようとする。その時、迅が高価なダイヤモンドリングを差し出し、「結婚してくれ」とプロポーズする。元夫の叔父からの熱烈な求婚に直面し、玲文は板挟みの状態に。彼女はどのような選択をするのか?
すみませんおじさん、間違えた

すみませんおじさん、間違えた

60.5k 閲覧数 · 連載中 · yoake
「まさか...伝説の人物に誤って言い寄ってしまうなんて...」

クズ元カレと意地悪な姉に裏切られ、復讐を誓った彼女。
その手段として、元カレのイケメンで金持ちの叔父に標的を定めた。

完璧な妻を演じ、男心を射止めようと奮闘する日々。
彼は毎日無視を続けるが、彼女は諦めなかった。

しかしある日、とんでもない事実が発覚!
標的を間違えていたのだ!

「もういい!離婚する!」
「こんな無責任な女がいるか。離婚?寝言は寝て言え」