第46章 我が子に手を出せば、命をもらう!

夕暮れ時、幼稚園の門前はすでに色とりどりの高級車で埋め尽くされている。

天宮星羅は少し離れた場所に車を止め、歩いて校門へと向かった。

人混みの中に、愛らしい二つの小さな姿をすぐに見つけ出した。小さなリュックを背負い、今か今かと外を眺めている。

その姿を見た瞬間、星羅の心はとろけるように和んだ。

視線を巡らせて周囲を確認する。見慣れた黒い車も、何より彼女が嫌悪するあの男の姿もない。

黒崎蓮は来ていないようだ。

星羅は人知れず安堵の息を吐いた。

彼女は早足で駆け寄り、首を長くして待っていたチビたちに向けて両手を広げた。

「リク、ノア」

「ママ!」

二人の子供が勢いよく彼女の懐...

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