第184章

中村奈々は顔を朱に染め、恨めしげに罵声を浴びせた。

「どいてよ!」

だが彼は止まるどころか、さらに行為をエスカレートさせ、強引に膝を割り込ませて彼女の脚をこじ開けた。

中村奈々は全身がカッと熱くなり、耐え難い羞恥に襲われる。

黒田謙志は覆いかぶさると、彼女の耳を甘噛みし、舌先で敏感なうなじを這い回った。背筋をゾクゾクとした戦慄が駆け抜ける。

中村奈々はおさえきれずに声を漏らした。その声は水が滴るように艶めかしく、甘い響きを帯びていた。

「黒田謙志……ふざけないで……」

彼は彼女の首筋に顔を埋め、軽く歯を立てる。

「ふざけてなんかない。お前、今感じて声出しただろ……」

中村奈...

ログインして続きを読む