第49章

山下健一は脚で鈴木瑠璃を押さえつけ、両手で乱暴に彼女の服を引き裂いていた。

「抵抗すればするほど、欲しくなるぞ」山下健一の声には陰険さが滲み、まるで彼女の恐怖と絶望を楽しんでいるかのようだった。彼は鈴木瑠璃の頬を平手打ちすると、「何を騒いでる?初めてじゃないだろ、何を純情ぶってんだよ。金さえもらえばどんな男でもいいんだろ!」

なぜ?なぜみんな彼女を汚そうとするの?

鈴木瑠璃の声は震えていた。彼女の鮮血が床に滴り、茶色い斑点を残していたが、それでも必死に抵抗し続けた。

「嘘よ、あなたとは何もしていない、どうして私を陥れるの!」

「お前を陥れる?今お前が姉の鈴木蛍を陥れようとしてるんだ...

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