第184章

その後、俺は成形し終えた陶器の壺を、風通しの良い日陰に並べて自然乾燥させることにした。

それに続いて、俺たちは森へと足を踏み入れ、壺の焼成に必要な薪を集め始めた。

林の中では、阿部葵と西村麻友も作業の輪に加わった。

薪の山が高くなるにつれ、坂井理沙が額の汗を拭いながら、不思議そうに周囲を見回した。

「あれ? 黒田輝と金子心春はどこに行ったの?」

河野由貴も同様に見回し、呆れたように言う。

「そういえば、しばらく姿を見てないわね。まさかサボって隠れてるんじゃないでしょうね」

薪も十分集まった頃合いだ、俺は二人を探しに行くことにした。

河野由貴たちが薪をまとめている間、俺は彼らが...

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