第160章 女同士、なぜ傷つけ合う

先生は眉を上げた。内心、青山光への評価はかなり高い。

彼が口にしたのは正論だが、誰もが素直に聞き入れられるわけではない。しかし、彼女はやってのけたのだ。

「それじゃあ、講義を続けようか」

内心では好奇心を抱きつつも、彼は何事もなかったかのように講義を再開した。

青山光もまた、何食わぬ顔で真剣に耳を傾けている。

この一幕のおかげで、先生は青山光が単なる冷やかしや、見掛け倒しの学生ではないと即座に理解した。

続く講義の中、彼は時折、学生たちに問いを投げかけたが、その十中八九、答えたのは青山光だった。

そしてその都度、青山光は期待を裏切らなかった。

彼女の回答は単なる理論知識の羅列...

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