第39章 出て行け

西村友紀は、撮った写真を青山雅紀に送るだけにしようかと思ったが、それも癪に障る気がした。どうして青山光ばかりが上手く立ち回れるというのか。自分は彼女より劣っているとでもいうのだろうか?

 考えれば考えるほど、腹が立ってきた。彼女の目には、青山光はただの馬鹿にしか映っていない。

 もし馬鹿でなければ、どうして自分の思うがままに手玉に取られたりするだろう。

 フン、その馬鹿が今になって利口になろうとしている?

 そんなこと、させてたまるものか。

 彼女は意を決し、自ら青山雅紀に会いに行くことにした。

 撮った写真はすべてプリントアウトした。

 青山家に着くと、彼女は直接青山雅紀に会...

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