第57章 なぜ歓迎しないのか

 青山雅紀は拒まなかった。

 西村友紀は何か言いたげだったが、彼に制された。

 食事の間、西村友紀はそれ以上何も言わなかった。

 青山光も何事もなかったかのように、かいがいしく青山雅紀の食事の世話をしていた。

 誰も気づかないうちに、西村友紀はこっそりと写真を撮り、青山聡に送った。

 青山聡からはすぐに返信が来た。「これはどういう状況だ?」

 西村友紀はもちろん、尾ひれをつけて説明した。

 メッセージを見た青山聡は半信半疑だった。西村友紀の言い方では、青山雅紀は青山光をまったく相手にしていないということか? もしそうなら、以前の取締役たちの前でのことや、会社でのことはどういうこ...

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