第112章 再会(1)

後ろから攻め立てた後、二人はまた男が上で女が下という最も原始的な体位へと変わった。葉山天は西園寺樹希の艶めかしい曲線を描く体に覆いかかり、激しく腰を打ち付ける。西園寺樹希の顔は酒に酔ったかのように紅潮し、下唇を噛んで苦痛の表情を浮かべているが、実際、彼女が今味わっているのは天にも昇るような心地だった。

やがて、二人は揃って絶頂を迎えた。葉山天の突きは毎回花芯の奥深くまで届き、西園寺樹希の中は激しく収縮して、葉山天の快感をさらに高めた。

「あっ……」

葉山天は目を閉じ、低い唸り声を上げた。最後の一撃を西園寺樹希の奥深くに深く突き入れたまま動きを止め、自身の精華を彼女に注ぎ込んだ。

西園...

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