第134章 奇跡の医術

「これでいいですか?」

桐谷零里はズボンを脱ぐと、恥ずかしそうに尋ねた。葉山天は慌てて、彼女の太腿の間に広がる黒々とした茂みから視線を逸らした。直視するわけにはいかない。桐谷零里は田舎育ちとはいえ、その身体は瑞々しく、肌は雪のように白くきめ細かい。女として最も美しい盛りの年齢であり、全身から艶めかしい香気を放っていた。

病院のベッドの上であれば、葉山天も泰然自若として動じることはなかっただろう。だが、ここはホテルの室内だ。これから治療を行うとはいえ、あの神秘的で蠱惑的な秘所を目にして、危うく生理的な反応を示しそうになってしまった。

葉山天は視線を外すと深呼吸し、頭の中から邪な考え...

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