第4章

まるでランウェイのように、バージンロードが目の前に伸びていた。

音楽が流れ始めると、二百人の参列者が一斉に振り返る。どの列にも白いバラが飾られている。海沿いの結婚式場の窓からは太陽の光が降り注ぎ、すべてを黄金色に染め上げていた。

私の夢の結婚式。細部に至るまで、すべて私の計画通り。

私はブーケをしっかりと両手で握りしめ、顔に笑みを貼り付けたまま、ゆっくりと歩を進めた。隣を歩く父は目を潤ませ、まるで私がどこかへ消えてしまわないかと恐れるかのように、私の腕を強く握りしめていた。

祭壇の前では、翔太が待っていた。仕立ての良いスーツに、完璧にセットされた髪。雑誌の表紙のような笑顔。...

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