チャプター 79

レオ視点

リナがオーロラ・パックに戻りたいと言い出してからというもの、俺はそれに完全に反対だった。その考えは、吐き気を催させるほどだった。

あの夜、彼女の部屋を飛び出したとき、俺は怒りで震えていた。彼女を助けることを拒んだ。両親に彼女の帰還を手配するよう話すことも拒否した。ベッドに座り、目に涙を浮かべる彼女をそこに残し、俺は背を向けたのだ。

「お前が自殺するのを手伝うつもりはない」と、俺は言った。それが、彼女にかけた最後の言葉だった。

それから数時間後、自分のベッドに横たわっていると、その言葉が口の中で毒のように感じられた。

俺たちの口論を、何度も何度も頭の中で再生していた。彼女が「...

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