第4章

 寝室の床の上で目を覚ます。

 窓から差し込む朝日が眩しすぎる。胸には重い石でも乗せられたような圧迫感があった。

 どれくらい気を失っていたんだろう?

 時計を確認する。午前六時四十七分。新のアラームが鳴るのは七時。彼が階下に下りてくる前に、起き上がって普段通りに振る舞わなければ。

 立ち上がるのに、思った以上の力が必要だった。足が震えたが、なんとかバスルームまでたどり着き、冷たい水で顔を洗う。鏡に映った少女は青白く、疲れてはいるけれど、死にそうには見えない。

 まだ、死んではいない。

 新が朝食のために下りてきた頃には、私はもう服を着替え、コーヒーを淹れていた。

 「おはよう...

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