CH 115

彼は私の答えを待とうとはしない。正直なところ、今の私に言葉を紡ぐ余裕があるかどうかも怪しい。

ウェイクが舌先で敏感な神経をじらし、私は必死に耐えることしかできない。彼は私の尻を大きく広げ、窄まったその中心に舌先を押し付ける。

全身がビクリと跳ねた。

「落ち着け」肌に触れたまま、彼が囁く。

「ウェイク、一体どこで……」震えるような呻き声で言葉が途切れる。「海で暮らしてて、そんなこと覚えるはずないでしょ」

尻に彼のニヤリとする気配を感じた。「陸での時間を、視野を広げるために使ってほしいんじゃなかったのか?」

そして、彼は舌を私の中に押し込んだ。

「あ、すごい……嘘、そんな。うん、そこ。そのまま。...

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