第152章

むき出しの肌に触れる冷たい空気と、脚に脈打つ鈍い痛みで身震いした。意識を失う前にいた洞窟の、あの窒息しそうな熱気とは好対照だ。薄暗い光の中で瞬きをする。体は強張って重く、動こうとした瞬間、左脚に鋭い激痛が走った。

視線を落とすと、脚には添え木がされ、私のシャツらしき布で巻かれているのが見えた。胃が縮み上がるような気分になったのは、その添え木を目にした時だ。それは石化した何かの破片で、ぞっとするほど骨に似ていた。

数フィート離れたところで、コラが頭を抱えて座り込み、目を閉じていた。つかの間の休息をとっているようだ。髪は湿った顔に張り付き、肩を落としたその姿には疲労の色が濃い。私が何か言うより...

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