第153章

道のりは過酷だ。松葉杖が石の床を叩く規則的な音が、添え木を当てた脚から広がる鈍痛とは対照的に鋭く響く。

空気は冷たくなり、下の洞窟のような息苦しさはありがたいことに薄らいだが、重苦しい静寂は続いている。聞こえるのは時折遠くで滴る水の音か、私たちの荒い呼吸の反響だけだ。壁が迫ってくるような圧迫感がある。まるで大地が私たちを見つめ、再び丸呑みにする機会を窺っているかのように。

やがてトンネルが広がり、ドーム状の高い天井を持つ広大な洞窟に出た。ここの石肌は滑らかで、磨かれたようですらある。目が慣れてくると、薄暗がりの中で何かが煌めいているのに気づいた。細い小川が空洞を横切っており、澄んだ水が小石...

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