第85章

佐藤聡の眼差しが、氷のような冷徹さから灼熱のそれへと変貌し、遠慮のない視線が彼女の体を嘗め回す。

林田知意は反射的に後退るが、次の瞬間には強引にその腕の中へと抱きすくめられていた。佐藤聡の手がまるで蛇のように下着の中へと滑り込み、掌に伝わる柔らかな感触が、彼の理性を焦がしていく。

四年間、片時も忘れることのなかった女。

魂が震えるほどに求め、数え切れない夜を想い続けてきたその身体が今、腕の中にある。彼女から漂う清涼な香りが、さらに彼を昂ぶらせた。

胸元の膨らみを堪能したその大きな手は、不届きにも下へと這っていく。透き通るような滑らかな肌を指先が辿り、下腹部へと差し掛かったその時、林田...

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