第39章 あなたは私のことが好きですか?

「わかった。じゃあ、先に店で待っているね」

「じゃあ、後でね」

昼時、千葉清美と鈴木舞はレストランで落ち合った。

千葉清美はパスタを注文した。

鈴木舞はステーキを選んだ。

「清美、パスタだけじゃ足りないでしょう?前はステーキ好きだったじゃない。お金を節約したいなら、そこまでしなくても、私が奢るわよ」

千葉清美は笑いながら言った。

「舞、お金のためじゃなくて、ダイエットのためよ。体型維持しないといけないから」

「あなたの体型は十分すぎるくらい良いじゃない。これ以上何を維持するの?私みたいに、少し食べただけで太っちゃうわけじゃないのに」

鈴木舞は口を尖らせて...

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