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モーガン視点

彼を見下ろしながら、私は息をするのもやっとだった。その瞳に宿る熱情は、私を溶かしてしまいそうだった。彼は火傷しそうなほど熱い掌を私の太腿に滑らせ、まるで肌の感触を楽しむかのように撫で上げた。私は期待に息を止める。足の間で熱い疼きが脈打ち始めた。彼は視線を落とし、深く息を吸い込むと、腰にメインベルトを巻き付けた。そして、私の片足を自分の肩に乗せ、太腿にストラップを固定した。

聞こえてくる荒い息遣いが自分のものなのか、彼のものなのか分からなかったが、空気は電流が走ったようにビリビリと震えている。たぶん、二人ともなのだろう。彼は唇を舐めたが、ただもう片方の足を持ち上げ、反対側のホル...

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