CH24

モーガン

厚手のカーテンの隙間から日差しが鋭く差し込み、私の顔に暖かな光の斑点を落としていた。まばたきをすると、奇妙な夢の名残が意識の端にまとわりついていた。揺らめく炎の光、肌に感じる心地よい温もり、そして私を安心させるようにつぶやく声――ツネオの声で満たされた夢だった。

自分がどこにいるのか――ツネオと手足を絡ませ合っているのだと気づき、混乱が押し寄せた。息が止まりそうになる。昨晩の記憶が一気に蘇った。あの馬鹿げた飲み比べ、説明のつかない寒気、そして……それ以降は何も覚えていない。一体どうしてこんなことになってしまったの?

ツネオをチラリと見ると、彼はまだ深く眠っており、呼吸をするたび...

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