第5章

 三年前、ゴマ難民キャンプ。

 私が初めてこの地に足を踏み入れた時、目の前の光景に息が詰まる思いだった。

 何万という難民がキブ湖のほとりに集い、青い国連のテントが数キロにわたって連なり、まるで海のようだった。

 子供たちの泣き声、大人たちの叫び声、車の轟音が混じり合い、頭が割れるように痛む。

「彼らのほとんどは北キブ州の村の出身です」

 国連難民高等弁務官事務所のジョセフが、ごった返す人混みをかき分けながら私を導いた。

「武装勢力がコバルトやタンタルの鉱山を巡って争い、彼らの家を焼き払ったのです。ここまで逃げてこられたのは、幸運な方ですよ」

 至る所に、痩せこけて骨と皮だけに...

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