第222章

二郎は目にも留まらぬ速さで花瓶を蹴り飛ばした。花瓶は窓のスイッチに直撃し、黒服の男が窓から飛び降りる間もなく、窓は自動的にロックされた!

 黒服の男はそれを見ると、素早く奥の部屋のドアを押した。

 奥の部屋の窓から逃げようとしたのだ。しかし、太郎はとっくに準備を済ませており、すでにそのドアに鍵をかけていた。

 黒服の男はドアが開かないのを見ると、振り返って意味ありげに太郎を一瞥した。

 彼は猛スピードで駆け寄り、太郎を人質にしてここから脱出しようとした!

 しかし二郎がその隙を与えるはずもない。一足飛びに太郎の前に駆け寄り、黒服の男の拳を掴んで力任せに捻り上げた。

 黒服の男の腕...

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