第239章

 未来団地に戻ると、藤堂光瑠は圭人に電話をかけ、無事を知らせた。

 それから次郎と二人きりでしばらく話し、叱るべきところは叱り、教えるべきところは教え、慰めるべきところは慰めた。

 清水家の一件は、これで一段落した。

 幼稚園にまだ用事があるとのことで、夏川甘は昼食もとらずに帰っていった。

 藤堂光瑠はしばらく気持ちを落ち着かせると、キッチンへ向かい、子供たちの昼食の準備を始めた。

 昼食の準備もまだ終わらないうちに、圭人がやって来た!

 圭人はみんなに会いたくなり、薄井宴に電話して藤堂光瑠に会いに行きたいと頼んだところ、薄井宴が許可し、柳生さんが送ってきてくれたのだ。

 母と...

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