第97章 いやな女

今野敦史という男は、平気で約束を破る。

水の中の中林真由は、いつも以上に美しかった。全身ずぶ濡れになり、口では必死に許しを乞うているのに、彼は一度果てても止まろうとはしなかった。

中林真由は荒い息を吐き、言葉も途切れ途切れになる。

「今野社長……約束、したじゃないですか」

その声は涙帯びていた。ここは人が行き交う場所だ。もし誰かに見られたら、彼女はもう生きていけない。

だが、今野敦史は彼女の想いなど気にも留めず、その下半身は再び熱を持って膨張していく。

彼は真由の腰を強く抱き寄せ、逃げ場を完全に塞いだ。

「約束はしたぞ。必ず満足させてやるってな。どうやら中林秘書はまだご不満のよ...

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