第22話

潘桂花の荷物はあまりにも多すぎるのでは？

彼女は最近給料も出ていないし、買い物にも行っていないはずなのに、なぜこんなにたくさんの物が増えているの？

湯蓉蓉はあれこれと考えてみたが、やはり不思議に思えた。

おそらく湯蓉蓉の視線が荷物に長く留まりすぎたからだろう、潘桂花はお粥を飲んでいた手を一瞬止め、体を右側へ少し移動させ、さりげなく湯蓉蓉の視線を遮った。

湯蓉蓉は少し気まずくなった。まあいいか、きっと姑が娘を心配して、帰りに食べ物を持たせたのかもしれない。余計な邪推はやめておこう。

そのとき、突然寝室から歌声が聞こえてきた。「愛の魔力でくるくる回って、あなたを想うと心が花開く昼も夜も…...