公式にはノックス・ハートレーの所有物です

スローンの脚が震える。背中に彼女の爪が食い込む。口が開き、体が硬直したかと思うと、彼女は果てた。あまりに強く、あまりに深く締め付けられ、俺は理性を保つために歯を食いしばるしかなかった。彼女の愛撫、二度と離さないとでも言うようなその吸引力――我慢するのは到底不可能だ。

そして、その真っ只中で、彼女の一言が俺を壊した。「あなたの赤ちゃんが欲しいの、ノックス」彼女は言う。「私を満たして」

それで終わりだ。俺の自制心はそこで切れた。

「畜生」低く唸り声を上げると、すべてが崩壊した。俺は激しく、速く、タガが外れたように彼女を突き上げる。本能と、彼女が今求めたものを与えたいという純粋な欲求だけが俺を...

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