第7章 帰還

 星辰魔法学園の中央広場は、人の声で沸き返っていた。

「星辰祭典予選の申し込みは間もなく締め切りです! まだ登録がお済みでない方はお急ぎください!」

 登録係員の声が拡声器を通して広場全体に響き渡る。

 申し込みが締め切られるその最後の瞬間、突如として空に漆黒の転移魔法陣が出現した!

 ゴォン!

 黒い魔法の光が雷のように空間を引き裂き、深色のマントを羽織り、銀製の仮面をつけた神秘的な人影が、ゆっくりと広場の中央に姿を現した。

 瞬間、広場全体が死んだような静寂に包まれた。

 その深く強大な魔力の気配が潮のように会場を席巻し、その場にいた魔法使いは皆、未だかつてないほどの圧迫感...

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