第383話

老李は張敏と前後して部屋に入った。外で過ごした時間はわずか二、三分ほどだった。優雅で温かみのある寝室に足を踏み入れると、老李は思わず隅に置かれた椅子を見やった。以前、孫建軍をあの椅子に縛り付けたのだ。

暖色系の壁灯りが依然として情緒的で、どこか甘い雰囲気を醸し出している。部屋に入った老李は再び落ち着かない様子で、魅惑的な張敏と、自分と同じく下着一枚だけの姿でベッドに座りスマホをいじっている孫建軍を見つめた。

妻と老李が一緒に入ってくるのを見て、孫建軍はスマホを脇に置き、魅力的でセクシーな妻を見ながら言った。「さっき口の中で出したのか?口元に何かついてるみたいだけど。老李は今夜もう二回も出し...

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