第17章

男は最後の猛攻を仕掛けた。彼は山本美咲を最短時間で絶頂に導こうとしていた。

山本美咲は突然男を強く抱きしめ、彼の肩に噛みついた。

その一噛みで男は完全に我を失い、精液を山本美咲の体内に放出した。山本美咲もまた、男をしっかりと抱きしめ、全てを受け入れた。

セックスした後、山本美咲はベッドに横たわり、大きく息をついていた。

男はタバコに火をつけ、ベッドの端に座り、数回吸って煙を吐き出した。

「いたずらっ子がこんなに誘惑してくれたのに、よくもお前の隆一が我慢できるとはなぁ。彼は本当に男なのか?」

「私の隆一は一番男らしい!」

「ほう?俺よりもか?」男はタバコの吸い殻を捨て、再び山本美...

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