売られた氷の女王
14.3k 閲覧数 · 完結 · Maria MW
「着てみなさい」
ドレスと下着を受け取り、バスルームに戻ろうとした私を彼女は制止した。彼女の命令を聞いた瞬間、心臓が止まりそうになった。
「ここで着替えなさい。見せてもらうわ」
最初は意味が分からなかったけれど、彼女が苛立ちを含んだ目で見つめてきたとき、言われた通りにするしかないと悟った。
ローブを脱いで隣の白いソファに置く。ドレスを手に取ろうとしたその時。
「待ちなさい」
心臓が飛び出しそうになった。
「ドレスもソファに置いて、まっすぐ立ちなさい」
言われた通りにした。全裸で立つ私を、彼女は頭からつま先まで念入りに観察した。その視線が私の裸体を確認していく様子に、吐き気を覚えた。
髪を肩の後ろに流し、人差し指で私の胸元を優しく撫で、視線は乳房で止まった。そして更に続く。ゆっくりと脚の間へと視線を移動させ、しばらくそこを見つめた。
「足を開きなさい、アリス」
彼女が屈...
ドレスと下着を受け取り、バスルームに戻ろうとした私を彼女は制止した。彼女の命令を聞いた瞬間、心臓が止まりそうになった。
「ここで着替えなさい。見せてもらうわ」
最初は意味が分からなかったけれど、彼女が苛立ちを含んだ目で見つめてきたとき、言われた通りにするしかないと悟った。
ローブを脱いで隣の白いソファに置く。ドレスを手に取ろうとしたその時。
「待ちなさい」
心臓が飛び出しそうになった。
「ドレスもソファに置いて、まっすぐ立ちなさい」
言われた通りにした。全裸で立つ私を、彼女は頭からつま先まで念入りに観察した。その視線が私の裸体を確認していく様子に、吐き気を覚えた。
髪を肩の後ろに流し、人差し指で私の胸元を優しく撫で、視線は乳房で止まった。そして更に続く。ゆっくりと脚の間へと視線を移動させ、しばらくそこを見つめた。
「足を開きなさい、アリス」
彼女が屈...