第263話

スコット

ドーンの部屋から出てきたところでブリアナと会った。ダブルベッドは三人で事後のんびりするには向いていなかった。

「大変な夜を過ごしたみたいね、スコット。でも朝はずいぶん良くなったみたいじゃない」

そうかもしれない。お互いを綺麗にしていなかったら、精液が三人の足を伝って流れていただろう。私も奴隷たちも体が硬くなっていた。

「ジュリアは本当に君と一緒に夜を過ごしたのか?」と私は尋ねた。

ジュリアは私を平手打ちした。ブリアナは微笑んだ。

「あなたの妻があなたに嘘をついたことがあるの、スコット?」

「ない」私は頬を擦りながら認めた。痛かった。

「あなたの奴隷たちが嘘をついたと疑う...